受け入れ難い母親を持った場合に続く親友と消える親友(占星術)

親友だと思って付き合っていても、いつまでも

そのような関係性が続くとは、限りません。

女性同士の親友は、どこかで母親との関係性を

フランクした感じで再現することがあります。

母親との関係性の全てを再現するのではなく、

その人自身が、母親が求めているものの正解を

持っているような相手を親友に選んでしまう

傾向があるのです。

仮に、その特徴の一つとして、第1ハウスに

冥王星があるような、ある種の押しの強さ

みたいなものだとします。

当然、母親も、自我を通すタイプの人であり、

その子供は、それを嫌いながらも、ある種の

正解として受け取った場合は、そのような資質を

持ちつつも自分自身が受け入れ易いタイプの人と

仲よくなる傾向があります。

これは、本当は、受け入れ難い母親を持った場合に

何とか正解を求める気持ちが背景にあります。

しかし、母親と同じように横暴であったり、虐待

行為に類似するようなイメージを喚起するタイプ

だと自分自身が肯定出来ません。

受け入れ難い母親の資質を持ちながらも、自分と

気が合うタイプでありながら、母親のような

プレッシャーをかけてこないことが重要なポイント

になります。

仮に誕生日が1日しか違わなく、たまたま、ほとんどの

アスペクトも似通っている二人と親友になったとします。

その人たちも、たまたま、母親と同じように第1ハウスに

冥王星があった場合、第1ハウスにある、その冥王星が

月とトラインを作っている場合は、持っていた心の傷を

自力で癒していくような側面があります。

このようなアスペクトを持った親友をAさんとします。

もう一人の親友には、そのようなアスペクトがない

場合は、傷ついている月を自力で癒すことが、出来ません

から、次第に、第1ハウス冥王星特有の少し怖い部分や、

そもそも親友になるための共通項である、ある種の傷付いた

部分が、癒されないまま、自我だけがギラギラとしてくる

ことで、昔は、もう少し穏やかな感じだったのにと感じる

ことで疎遠になっていく場合もあるのです。

心の傷が似ていると親友になり易い傾向がありますが、

年齢と共に、それが、癒されていくか、どうかで人間性

みたいなものは、かなり変わっていきます。

心の傷みたいなものを自分自身の何かと引き換えに

しながら癒してきた人は、それでも穏やかになっていきます

から、自分自身で、心の傷を癒す力を持っている人とは、

続くかも分かりませんが、そういうのが、無ければ、

第1ハウス冥王星が持つ押しの強さみたいなものだけが

年齢と共に顔を出すようになります。

そうなってくればくるほど、付き合い難くなり、疎遠に

なっていくかも知れません。

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