現在も親友である人と元親友の共通点と相違点(占星術)

受け入れ難い母親を持った場合に続く親友と消える親友(占星術)

の深掘り解説記事になっています。

心の傷を自力で癒せるかどうかが、親友たち2人の

分かれ道と書きましたが、その心の傷とは、ホロス

コープ上で、3人(本人自身、現在も親友、元親友)に

共通するポイントがあるのか、ないのか?について

書いています。

現在も親友である人と元親友の誕生日が、1日違いですから、

本人自身(Aさん)との相性は、かなりの部分で同じような

ものになります。

しかし、Aさんは、元親友に対して、受け入れ難い部分を

感じています。

その内容は、母親に対するものと、同じとも言えます。

ところが、現在も親友である友人と元友人のホロスコープは、

かなり似通っていますから、現在も親友である友人も、

Aさんの母親と同じ配置(受け入れ難い部分)を持っている

とも言えます。

もちろん、似ていると言っても、生まれ日が1日違いと

言っても、ホロスコープは、同じでは、ありませんし、

Aさんの母親と友人たちは、親子ほど年齢が異なるので、

相違点の方が多くなります。

ですから、詳細に見れば、心の傷は、人それぞれです。

大まかに見れば、共通しているポイントがあるようにも

見えます。

「詳細さ」と「大まか」の違いは、ホロスコープを読める

人が読めば、それぞれでは?とも言えますし、読める程度に

よって異なるとも言えるかも知れません。

現在も親友である友人も、元親友もAさん自身も共通と

言えるポイントは、蟹座のキロンを持っているところに

なります。

これは、簡単に言えば、何らかの気持ちに関するトラブルを

抱えているけれども、それを直視出来ないと読むことが

出来ます。

傷付いた蟹座のサインが、それを回避する時の手段が、

ある部分のサインが同じなので、Aさんも、現在も親友

である友人も元親友も同じだと読むことが出来ます。

しかし、「現在も親友である友人と元親友の二人」は、

そのサインの天体は、同じですが、Aさんは、異なる

天体に、そのサインがあります。

それらの天体の力関係では、「現在も親友である友人と

元親友の二人」が上と言えます。

言い方を変えれば、Aさんは、「現在も親友である友人と

元親友の二人」を、リスペクトするような感じになります。

ところが、最終的に現在も親友である友人には、Aさんは、

勝つことが出来ます。(この部分の理由は、後述しています)

元親友は、そのままと言えます。

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説明の順番が前後しますが、蟹座のキロンのアスペクトが

異なることも大きな要因になります。

「現在も親友である友人と元親友の二人」のキロンのハウスと

Aさんのキロンのハウスは、異なります。

当然、キロンの意味合いは、変わってきますが、「現在も親友

である友人と元親友の二人」は、第12ハウスに太陽があります。

Aさん自身のキロンのハウスは、父親不在を意味するハウス

ですから、「現在も親友である友人と元親友の二人」の第12

ハウスの太陽と共通するポイントと言えます。

Aさんが問題だと感じる母親と元親友に共通する嫌な性格は、

Aさんに対して横暴になることがあると言う意味合いのものに

なりますが、ある種の残酷さを表している第1ハウス冥王星は、

Aさの母親と「現在も親友である友人と元親友の二人」の3人に

共通するポイントになります。

「現在も親友である友人と元親友の二人」のノード軸に対する

アスペクトは、異なるので、それぞれが母親に抱いている感情は、

異なりますが、現在も親友である友人と元親友を分ける大きな

ポイントは、元親友は、キロンがMCが同じサインでコンジャン

クションしているところになります。

Aさんと現在も親友である友人は、Aさんに負けると前述しましたが、

現在も親友である友人は、元親友と同じMCとキロンが、コンジャン

クションとも言えますが(現在も親友である友人は、少しオーブが

広目)、こちらのコンジャンクションは、サインアウトしています。

リンク記事に書いた第1ハウス冥王星のトラインが、現在も親友

である友人の自浄作用だとすれば、サインアウトしたキロンとMC

のコンジャンクションを持つことで、蟹座のキロンが複雑になります。

これは、ある種の繊細さを作り出します。

本来ならば、コンジャンクションとして弱くなるのですから、有り難い

と言えるのですが、Aさんと元親友が明確な蟹座のキロンを持つのに

対して曖昧になってしまうとも言えます。

それがMCにかかって来るのですから、否が応でも意識させられます。

ここには、明記しませんが、Aさんと「現在も親友である友人」は、

同じ職種ですから、余計にMCは、意識されるでしょう。

MCとキロンのアスペクトについては、ここには、書き難い理解を

しているので、割愛しますが、本来であれば、元親友も、Aさんや

「現在も親友である友人」と同じ職種である必要があります。

元親友がAさんにきつく当たるのは、その職種では、ないからだと

読むことが出来ます。

そして、このポイントこそ、Aさんの母親と元親友だけが共通する

ポイントになります。

これについてAさんの母親側から言語化すると、自分自身のやるべき

ことを他人にやらされる配置をAさんの母親は、持っていますが、

それが、まさにAさんと「現在も親友である友人」がなった職種

であり、Aさんの母親と元親友が、なれなかった職種と言えます。

MCですから、職種よりも社会的な地位、顔と言うべきでしょう。

元親友が次第に、Aさんの母親のように、Aさんに攻撃的に、

なっていったのは、Aさんが、そのような立場を手に入れたことに

よって、元親友も、そのような立場を欲している自分自身に気が

付いたからと読むことが出来ます。

そういった意味では、Aさんは、元親友にもAさんの母親に対しても

優位に立っているのです。

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