冥王星に振り回されない太陽の使い方

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下記のリンク記事が前提にあります。

第12ハウスからミラクルを引き出す方法(ホロスコープの冒険)

魔法のような第12ハウスの世界の仕組み

「冥王星に振り回されない太陽の使い方」

というタイトルにしましたが、第12ハウス的世界から

見た太陽と冥王星の関係とも言えます。

そしてそこから利益を引き出す視点です。

誰のために生きているのか、

何が本当の幸せなのか、

普通は曖昧なまま生きています。

これは良いことです。

何かをきっかけにこのようなことを

意識し出しても答えはそうそう見つかる

ものではないからです。

現実的なことを言えば、その答えは都度都度

変わります。

何かにこだわり過ぎると脱皮(土星の切り替わり)の

タイミングがかなりきついものになります。

もちろん、ある程度の枠組み(社会的な地位)は

確かに必要です。

住まいを借りるにも融資を受けるにも何かと

社会的な信用が必要になります。

特に日本は個人が信用されることはまずありません。

どのような組織に属しているかはとても重要です。

「自分は何々上がりだ」と言うような

ヒエラルキー意識は根強く存在しています。

だからと言ってこのような物を徹底的に

求めても動機によっては単なる復讐心です。

現実は結果が全てですが、心の問題は

動機に応じて何かが返ってきます。

お金や地位があるととても良いだろうな、

でも、本当に自分の欲しいものが

そのようなものなのかどうかが問題です。

第2ハウスに冥王星があるとお金は強烈に

欲しいでしょうし、第10ハウスに冥王星が

あると社会的なステイタスをとても望みます。

それらの強い気持ちが報われるためには、

自分自身の魂を主人公に据えなくては

いけません。

誰のために生きているのか。

何が本当の幸せなのか。

この答えと冥王星のあるハウスは密接に

関係しています。

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それ単独の理由や根本的な原因は複雑に混ざり

合ってそれだけを取り出すことは難しいですが、

そのハウスやサインに強い衝動が働くだけの理由を

何かしら背負っているのです。

これに振り回されずにこの衝動を生かし切るには、

太陽のサビアン度数が示す世界を作り上げて

いく必要があります。

この世界はその人の魂にとっての国と言っても

良いかも知れません。

魂の国(第12ハウス的世界)を基準に据えるからこそ

現実的な成功がただ達成しただけで終わらずに

深い感動となって魂まで沁みてくるのです。

このような成功の仕方はどれだけ頑張っても

虚しくなりません。

もっともっと頑張りたくなるでしょう。

そのような価値観が人には内蔵されています。

そう言った意味では太陽サイン(星座)は国です。

その国家方針はMCとかに表れます。

では魂は何かと言えば、魂は魂です。

イマジネーションの世界の中では魂が主人公です。

ホロスコープ全体の要素を持っている存在です。

だからこそホロスコープを通して成長する方法を

探ることが出来ます。

一つの事象に沢山の意味が混在しているのではなく

一つに見えるものは沢山の相(面)が重なって

存在しているのです。

それはあたかも古代からの地層が積み上がって

現代の大陸があるようなものです。

魂が経験した一つ一つが様々な組み合わせで

「相」になっているのかも知れませんし、

単純に地層のように積み重なっているだけ

かも知れません。

この相は新たに付け加えていかなければ

縮小していきます。

弱体化していきます。

魂が住むイマジネーションの世界には

常にエネルギーを送り込むことが必要です。

太陽サインがその人にとって国であるならば

ネイタルのホロスコープの冥王星は悪魔や魔王、

謎の怪物かも知れません。

手懐けることは出来ません。

トランジットの冥王星は接触する機会という

言い方も出来ますし、新たな怪物の来襲とも

言えるかも知れません。

そのような戦いが実り豊かなものになるためには

自分の国が明確にイメージされていることが

大切です。

その戦いから何が得られるのか、何を獲得すべき

なのかが理解出来ていればチャンスでもあります。

魂が住んでいるイマジネーションの世界の国は

太陽サインに向かって発展しようとしていますが

その国のスタート地点は太陽サインの180度反対の

サビアン度数になります。

もしネイタルのホロスコープの太陽サインが

サビアン度数1度の人の場合は、それは目指すべき

姿であって、元々の姿はサビアン度数牡羊座1度です。

サビアン度数牡羊座1度から理想的な国

(サビアン度数天秤座1度)を求めて様々な

試練と向き合っていきます。

イマジネーションの世界の国の主人公は魂で

あるような書き方をしていますが、そのキャラは

国のスタート地点と同じあるネイタルのホロスコープの

太陽と180度反対のサビアン度数です。

先ほどの例えで言えばサビアン度数牡羊座1度的な

不安を抱えているということになります。

数々の試練を乗り越えてサビアン度数天秤座1度が

求める個性を実現していきます。

トランジットの冥王星や火星はその試練の一つ

ですし、ネイタルのホロスコープの冥王星は

国を脅かす怪物や悪魔のような姿を借りて

国の成長を促す存在です。

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