生き辛い人を支える能力のスイッチ(月星座タイプの人と能力の関係)

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愛が報われることと月星座の関係の続編です。

虐待や何らかの理由で生き辛い人は、常に

月星座のニーズが満たされていない状況にあります。

月のサインの度数、アスペクトやハウス、太陽星座

との組み合わせ等々勘案しても極端に満たされない

キャラクターというもの自体は、そうそう無い

のですが、虐待や何らかのトラブルによって

月星座のニーズを満たすことが困難になる

ということはあります。

これは非常に厄介です。

本来なら月星座のニーズに捉われていると

人生は前に進みません。

太陽星座タイプの人がどんどん前に進んでいくのに

月星座のニーズにこだわることで置いてけぼりを

くらいます。

月星座が現実を進めていくには、基本的な容量が

足り無いと言うか、月星座の性質を考えると

その存在の数自体が足り無いのです。

無意識に働く月星座は都合良く動きませんから

自動化する存在が複数必要になります。

しかし利便性を求めてと言うよりも環境に適応して

複数に分かれていくと今度は統合の問題が出てきます。

それぞれの面が行っていることに責任を持たない

ということは許されないからです。

これは月星座と能力の関係の問題です。

月星座自体は能力ではなく適性と言うか好みですが、

それぞれが自分自身の資質を組み立てて何らかの

能力を形作っていきます。

気持ちが乗らないことは出来ない傾向が顕著に

なります。

もちろん太陽星座タイプの人でも長期間月星座を

無視すると内面が徐々に劣化していきます。

月星座タイプの人は、太陽星座に比重を置けない

ことで生じる不都合を気持ちを分けて使うことで

やり繰りしていきます。

月星座タイプの人と言っても太陽星座と月星座の

使用割合の問題であって自分自身の気持ちを

分けて使っていることを太陽星座の価値で把握

していないわけではありません。

それどころか太陽星座の価値に従って積極的に

評価しています。

以前にも書きましたが、月星座タイプの人と言っても

割合の問題であって完全に太陽星座の価値が機能

しなければ月に憑りつかれていることになります。

それはルナティックな状態です。

自分自身のコントロールで日常生活に留まることが

出来ないことを意味しています。

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月星座タイプの人にとっても

1、生き残るためのセンスとしての水星。

2、社会性に基づいた正義感としての太陽。

3、実際に人生を開拓していく情熱や能力、そして

ある種の過剰さから生まれる飛躍する力として

火星や冥王星。

他にも天体や感受点は沢山ありますが、生きるために

この3種類はある程度自分自身の意思でスイッチを

入れられた方が都合が良いです。

月は無意識に作用してそれ自体では、どうにも

コントロールがつきませんが、後ろに控えている

太陽がそれぞれのスイッチを入れる形になります。

このスイッチは経験と共に進化しますし、さぼれば

朽ちていきます。

月星座に関するものは、良くも悪くも日常的な

メンテナンスが必要であり面倒な生き方です。

使わなくなればあっという間に駄目になります。

上に書いた1から3のスイッチの作り方は人

それぞれですが、月星座を起点にして度数の幅で

考えることが出来ます。

アスペクトと書かない理由は、どのような度数でも

コツが見出せるからです。

以前もどこかに書きましたが、アスペクトではなく

ホロスコープを72分割してその分割された数で

天体同士の作用を考えます。

1の場合であれば、月と水星の狭い範囲の度数を

考えます。

この場合、月が牡羊座23度であれば、20、00度から

24、99度を72分の1と考えます。

水星が牡牛座の7度であれば、牡羊座の25、00度から

29、99度の72分の1と、牡牛座の0、00度から

4、99度までの72分の1と牡牛座の5、00度から

牡牛座の9,99度までの72分の1で、72分の1が

合計4個あることになります。

5分割は、360度のホロスコープから存在理由を

引き出してくれます。

月星座は、5分割が良いと思います。

72分の1が何個あるかでスイッチの種類は

異なります。

このスイッチは意識して作らなくても、月星座タイプの

人が水星なり太陽なり、火星、冥王星を使おうとして

頑張れば自然に自分自身の動かし方として自覚出来る

ものです。

まとめ

この記事で大切な部分は、

1、生き残るためのセンスとしての水星。

2、社会性に基づいた正義感としての太陽。

3、実際に人生を開拓していく情熱や能力、そして

ある種の過剰さから生まれる飛躍する力として

火星や冥王星。

最低でもこの3つに月を分けて育てることです。

ペットを育てるように毎日せっせとお世話するとも

言えます。

本当は、もっと必要になりますが、それは

ルーティンワークが増えることを意味しています。

生き辛さの程度によりますが、取りあえずは

この3つがあれば、何とかなると思います。

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