進行の月が第5ハウスにある運勢の深掘り

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第5ハウスに進行の月がある時は、それまで蓄えた

気持ちを吐き出す時です。

主観的感情をそのまま吐き出すことは難しいですから

何かを通して自己表現することになります。

このような運勢の目的は、自分自身の元気を回復させることです。

進行の月が第1ハウスから第3ハウスにある間に頑張って

第4ハウスに入ると良くも悪くも停止します。

生きている人間にとって停止した状態は、失職、失恋等

何かを失うことで引き起こされます。

そのような痛みや疲れを癒すことと同時に停止することで得られた

それまでに無い視野を活かせるようになる体験を積むのが

進行の月が第5ハウスに入った時です。

このような体験は、割合、子供じみた行動パターンになるかも

知れませんが、これを否定したらいけません。

先ほど目的の本質は自分自身の元気を回復させることだと

書きましたが、育て直しの期間でもあります。

月という繰り返す性質をもう一度、この期間に子供っぽくても

第5ハウス的環境で行うことが大切です。

月が射手座であれば射手座っぽさ(縛られない自由)を

堪能することです。

実際の年齢とギャップがあればあるほど育て直しの意味は

大きくなります。

進行の月が第5ハウスに入った時でなければ得られないものが

必ずあるはずです。

例えば30歳であればサターンリターン後の可能性がありますが

だからこそ子どもの頃に出来なかったことが出来ます。

実際にそこで子供時代の穴埋めをすることがその人にとって

大切なことが多々あります。

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サターンリターン前後に第5ハウスを主観的に体験する

ということは太陽期(26歳から35歳)にもう一度金星期に

逆行するような状態ですから、社会的な価値観からしたら

エアポケットに入ったような感じになりますが、このような

体験は実年齢と運勢の意味する内容のギャップが少ないほど

取り組み易いものです。

その背景には、第1ハウスから第3ハウスの背伸びした頑張りと

第4ハウスの挫折があります。

あんなに努力したのに無意識に思い描いていた期待は

実際にはないのが理解出来るのが第4ハウスに進行の月が

ある時です。

だったら第1ハウスから第3ハウスで思い描いたことを

追いかけるために出来なかったこと、我慢していたことを

今(進行の月が第5ハウスにある時)にやろうということなのです。

第1ハウスから第3ハウスの頑張りは、第12ハウスから

抜けたばかりなのでどうしても幻想を含みます。

それが砕かれる体験をするのが第4ハウスとも言えます。

それによって視野が広がるのですから、第5ハウスは

思い切り楽しんで素早く約10年(第1ハウスから第4ハウス

まとめて)の背伸びしたことで挫折した痛みから立ち直る

必要があります。

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