現代の悪いホロスコープの長所

基本的に、このブログでは、悪いホロスコープはなく、

全て個性であるというスタンスで書いていますが、もし

悪いホロスコープという言い方が出来るとするならば、

以下のようなものになるかも知れません。

自分自身を、その時々のあるべき状態のバランスに戻す

時間が必要になります。

これを行うには、当然1人の時間が必要になります。

自分自身で自分らしいと感じられる状態に戻す時間が

必要になるのです。

これは、他者の否定ではなく、様々な人や運勢や世の中

の変化に対応することで偏った要素を修正するためです。

自分自身にとって必要なバランスの回復を無自覚に他者に

求めると、利用されたり、混乱し易くなります。

このような自分自身の回復に、多大な時間と労力を

必要とするホロスコープが、敢えて言えば現代社会に

おける悪いホロスコープかも知れません。

何故なら、自我でコントロールし難く、目的に効率的に

アプローチを行い、エゴを満たすような生産性を上げる

ことが難しくなる傾向があるからです。

現代社会では、こうしたら、こうなると言った素早い対応が

求められて久しいですが、それに不向きなホロスコープと

言う事が出来ます。

しかし、このような非効率的なホロスコープだからこそ

豊かさを育むことが出来ます。

大切なことなので、しつこい書き方をしますが、このような

ホロスコープだから育むことが出来る豊かさではなく、

このようなホロスコープが、本当の豊かさを手にすることが

出来る可能性があるという意味です。

真の豊かさには、一つの目的や価値観からは、計れない

要素を多く抱えています。

本人自身には、感じられても、他の人は、まったく理解が

出来ない豊かさもあります。

ましてや経済的な目的を初めとする、世の中の様々な物差し

意外の豊かさ、他人が評価不可能な要素を、そのような

ホロスコープこそが多くを含みます。

周囲の人に理解されない豊かさを認識することは、難しいかも

知れませんが、その価値を自分自身で知っていく過程には、

知識ではなく知恵が宿ります。

悪いだけのホロスコープ、良いだけのホロスコープは、ないので

扱いの難しい配置に豊かさが宿ると考えると活かし易いかも

知れません。

誰でも効率的な部分がなければ、24時間だけで、人生を

回せなくなります。

言い方を変えれば、必要なだけ稼げなくなります。

しかし、非効率的であってもオーダーメイドの豊かさも同時に

生み出せなくては、虚しくなります。

それは、生き甲斐とも言えるかも知れません。

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