大変な時こそ太陽星座が大切な理由と言う記事を
書きましたが、月星座が苦手とすることだけは
自分に無理強いするようなまとめ方をしたら
いけません。
月星座は太陽星座と違って自分自身そのものです。
月星座が示す内容は理想ではなく生存条件です。
このような環境であれば落ち着くとか居心地が良い
という条件を表しています。
言い方を変えればその星座が示す内容が欠落
している状態です。
大変な時にこのような月星座の内容を満たすことは
自分にとってかなり負担になります。
働いて疲れて帰って来たお母さんに子供が我がままを
言うようなものです。
お母さんに余力が残っていれば適切に対応出来ますが、
そうでなければ子供に対して強い怒りを感じても
仕方がありません。
その結果、お母さんも子供不幸になる場合もあります。
月星座が表す内容を上手く満たすことが出来れば
安心感が広がります。
だからと言って安心を得ようとジタバタする状態は
占星術的に言えば月と火星のアスペクトです。
かえってエキサイトし易くなり何らかのトラブルが
発生し易くなります。
月星座は火星のセンスで構ってはいけません。
これは大変な時に余計に苦しくなる人の癖です。
月は大変な時は金星で扱う必要があります。
これがコツです。
金星は海王星から幅広い選択を与えられますが、
大変なタイミングではそれは上手くいき難いでしょう。
海王星を生かすにはかなり心にゆとりが必要です。
海王星は使い方を誤れば気持ちを強く抑圧します。
楽にしてくれるように見せかけて幻想で
苦しみにフタをするだけです。
まずは、何とかしよう(火星の発動)とするよりも
リラックスしたり、少しだけ楽しい気分になれるような
こと(金星的なもの)を行うことが大切です。
金星を上手に使える人はピンチは拡大しません。
個人的にはそれぞれの金星星座や金星のハウスや
アスペクトと言った自分にあった内容がありますが、
金星全般に言えるような美味しいものを食べること等が
一番外れが無いかも知れません。
少しくらい月という自分自身がパニックになっても
自分を持ち直せるような楽しみのパターン、
レパートリーを持っている人は強いです。
しかし本当に気持ちが慌てている場合は、温かい飲み物と
甘いものを用意してまずは味わってみることがお勧めです。
まとめ
気持ちがいっぱいいっぱいの時は火星のセンスは
使ったらいけません。
まずは、金星のセンスでリラックスしてから
気持ちが落ち着いたら火星のセンスを使って
困難に対処しましょう。