生き辛いと愛から遠ざかりがちなのは孤独を
感じ易くなるからです。
孤独な理由
生き辛い人は、自分にとって大切ないくつかの
要素(天体や感受点)を使うことを禁じています。
それは虐待のせいかも知れませんし、失恋や
何らかのトラブルで深く傷付いたからかも
知れません。
理由はそれぞれですが、幸運期、不運期に関係なく
それを若しくはそれらを使おうとしません。
それではどれだけ頑張っても問題は解決しない
ことになります。
生き辛い人にとってどれだけ頑張っても解決
されることのないように感じる部分は、内面化
されているので非常にデリケートで複雑な問題
として感じられ悲観的な気分を作ります。
しかし客観的に見れば仕事、愛情問題、経済的な
問題、人間関係、健康等ある程度大まかに
分類出来る形で表れますから生きることが
楽な人にとって何故客観的にアプローチして
解決していかないのか訝しく思われます。
これが苦しみを理解され難い理由です。
そして理解されないからこそ孤独になります。
実際的な問題点
実際の大きな問題点は、心の世界の一部を
動かさないことで起こる不利益が年齢と共に
増えていくことです。
その部分が他の動きを阻害することによって
様々なことを経験する機会を奪ってしまいます。
そうは言っても様々なことに関心を寄せて驚くべき
バイタリティーを発揮し人生を味わい尽くそうと
するようなタイプの人は僅かです。
現実的な問題はある要素を動かせないことによって
生きるための活力が減り続けたり、一般的に必要と
思われるものを手に入れることが困難場合です。
このような状態は生き辛いですし、何かと不都合
ですからやはり改善すべきです。
しかしどのような心理的な要因でそのような状態に
なっているか知ることは専門家であっても
きちんと見定めることが難しいですし、何よりも
かなりの時間を必要とします。
ホロスコープを活用することによって魔法のように
心の問題を解決することは出来ませんが、自分自身の
様々な要素を一通り把握することによってそれらと
対話しながら生きればその都度感じたことを
フィードバック出来ますし、それを繰り返すことで
自然とどの部分が問題になっているのか実感出来ます。
実際はトランジットの影響もあるのでネイタルの
ホロスコープだけではありませんが、まずは
ネイタルのホロスコープの天体や感受点の内容を
抑えることで自分自身の出発点を理解出来ます。
その中でなかなか動かない部分があれば、そこを
意識的に動かす試みるだけです。
まとめ
ごちゃごちゃと書きましたが、月星座タイプの人の
一番重要なポイントは自分を無理に統合しないことです。
逆説的な話ですが自分を健全に統合しようとすると
場合によっては一生問題は解決しません。
せいぜいそれは無理だと言って諦めるのが
関の山です。
それで本当に諦められたらそれもありですが、
心には気持ちがあり生ものですから何かの拍子に
痛むことになります。
様々な要素を部分的に機会あるごとに生きる
ということは命ある限り持ち時間に出来ます。
それでも活動出来る時間や望むものによっては
旬もありますからやはり動くことです。
そして動いた結果を少しずつ様々な要素に
還元していくことが大切です。
最初は大変ですが、全ての要素に意識を
向けてみることがスタート地点になります。