上記二つのリンク記事で月星座側からの
視点で色々と書きましたが、自分をまとめる
主体は、その時々で大まかに三つのポイントを
移動しています。
一つは、太陽星座です。
二つ目は、月星座です。
三つ目は、太陽星座と月星座の中間度数である
ミッドポイントです。
月星座タイプの人は、月星座に寄り過ぎると
土星星座を利用せざるを得ないところがありますが、
基本的に土星は、個人天体ではありません。
基本的に太陽星座でしっかりと統合された状態が、
一般的には責任能力のある状態です。
月星座の価値に偏った状態から離れられないのは、
月の年齢域の人格が常に働いているのと同じです。
その意味の良し悪しの前に個人的に自分を自由に
コントロールし難いことを意味します。
もちろん、これは月星座の価値が不要とか無駄
という意味ではなく、何らかの理由で月星座の価値が
排除されてきたからこそ月星座の価値にこだわる
必要があり、自分自身でも月星座の価値を排除したら
鬱になったり精神を病んだりします。
それらが身体に反映すれば病気になるでしょう。
太陽星座の価値も月星座の価値も重要であり、
出来れば、他の天体との関係を一通り把握しておくと
かなり自分自身のことをすっきりと捉えることが
出来るようになります。
一通り把握と言うのは、メジャーアスペクトや
マイナーアスペクトだけでなく、度数そのものも
含みます。
これに太陽星座と月星座の中間度数である
ミッドポイントと他の天体を一通り把握すると
月星座タイプの人にとって知らない間に
入れ替わっている自分についてほぼすべて
知ることが出来ると思います。
月星座タイプの人によってもかなりの差がありますが、
表立って働いているキャラクターは、それほど
種類は多くないはずです。
日常的に10種類とかのキャラクターが働いている
ような状態であれば病院にいく必要が出て来るかも
知れません。
少なくとも個人レベルで管理するのは難しいでしょう。
どれくらいが適正かどうかは、個人差がありますが、
現実に表れて活動を必要としない要素は、
キャラクターにはならずにそれぞれのキャラクターを
繋ぐパイプのようなものになっています。
実は、それぞれのキャラクターよりもこのパイプの
管理の方がはるかに重要かも知れません。
なぜなら月星座タイプの人の意識は内面で感じている
キャラクターが客観的に他人から認められるくらい
完成すれば現実は好転すると思いがちですが、
実はこのことはそれほど重要ではありません。
もちろん、一つ一つが完成されていた方が世間的には
評価されますし、何かと都合も良いものです。
ところが月星座タイプの人にとって大切なのは、
それぞれのキャラクターを繋ぐパイプの方です。
ここが整っていないと月星座タイプの人は遠からず
不調、不運に見舞われます。
逆に言えば、月星座タイプの人が幸せに暮らす
ためには、このパイプをきちんと管理すれば良い
ということです。
これが月星座タイプの人の統合の仕方です。
身体を持ち、戸籍を持ち、会社組織に勤めたり
個人事業主だったりと社会的な在り方は、
太陽星座タイプの人も月星座タイプの人も同じですから
客観的なキャラクターを一つだけは持っている
必要はありますが、後はプライベートレベルで
まったく問題ありません。
どうしても社会的な成功を実現したいのであれば
太陽星座の価値を生きるしかありませんが、
幸せに生きるだけであれば自分が扱い易い
キャラクターを選ぶことです。
月星座タイプの人は、パイプの管理が忙しいので
無理は利かないでしょう。
パイプの管理を疎かにすると何をやっても
上手くいかなくなるのが月星座タイプの人です。
月星座タイプの人は、パイプの管理を怠ると
最悪死にたくなります。
その前に金銭的なトラブルが発生したり、その前には
誰かに裏切られたりするでしょう。
それは月星座タイプの人にとってやるべきことから
解放されて誰かが何かが、解放してくれるという
悪い幻想を持つからです。