今回のタロットは、最初は支離滅裂な印象でした。
何かしら混乱している感じです。
カードを引き直したくなりましたが、それでは
インチキになるので時間をかけて言葉にしました。
時系列的に三浦春馬さんの心の動きを理解するために
カードを引いてきましたが、結論だけ先に言えば
今回のタロットで一気に死の気配が高まりました。
ドラマ自体の印象がもっと長く観ていたいと
思わせるものだったので余計にカードの内容が
分かり難く感じたのかも知れません。
見える現象の背後にある見えないものを観るために
引いているわけですが、そのギャップがとても
大きいものでしたから、それだけ三浦春馬さんも
大変だったということです。
1枚目のカード
ワンドの5の逆位置
本来の活力が湧き難い状況が想定されるカードです。
何らかの葛藤を抱えている状況が考えられます。
本来は活気のあるカードですが逆位置です。
ホロスコープやこれまでのタロット占いの流れも
前提にしています。
2枚目のカード
ワンドのペイジの正位置
大きな視点で考えると1枚目のワンドの5の逆位置と
2枚目のワンドのペイジの主語が異なることも
浮かびましたが、普通に考えるとカネ恋の撮影に
入る前は元気が無かったけれども撮影が始まると
やる気が出てきたと読めます。
大きな視点とは、死ぬほどの悩みに関しては、
葛藤を抱えてしんどいけれどもドラマの現場に
入ったら元気が出てきたということです。
3枚目のカード
ソードの3の逆位置
3枚目にソードの3の逆位置が出るということは、
大きな視点に対しての返答でしょう。
このカードから読めるのは、不正やトラブルです。
カネ恋の現場ではないことを指しているのは
間違いないでしょう。
三浦春馬さんの中でカネ恋と他のことが理由で生じている
葛藤に対して心理的に妥協しない限り前に進めない
ということを表しています。
4枚目のカード
吊られた男の逆位置
4枚目のカードで全体の流れが見えてきました。
深い悩みに対して精神的な操作で我慢するのは
もう受け入れられない状態、つまり限界を感じている
ということを表しています。
このタロット占いは、カネ恋を通して時系列的に
三浦春馬さんが亡くなるまでの日々を感じながら
引いていますがタロットが応えてきているのは
その時に三浦春馬さんが感じていた葛藤です。
5枚目のカード
コインの6の正位置
単独で考えれば良いカードですが、この流れで
考えると何らかの関係性に縛られて身動きが取れない
ということを表しています。
6という数字の大アルカナの場合、恋人であることと
コインが地の元素(思い込みではなく現実的なもの)で
あることを考えるとこれは三浦春馬さんの思い込み
ではなく同じ状況になれば誰でも同じ状態になることを
表しています。
しかもこの関係には、その現実を与える側と受け取る側が
いますから恋人のカードに似ているように見えても
悪く言えば支配と被支配の関係です。
そのような関係性は、甘いどころか厳しく時に気持ちの
悪いものです。
6枚目のカード
カップの1の逆位置
最初は、今回のタロットが伝えてきていることが
「?」と思わせる雰囲気がありました。
4枚目をめくった辺りから何を伝えたいのか
全体が見えてきましたが、この6枚目のカップの1の
逆位置で決定的になりました。
5枚目までの流れで出来た気持ちは、苛立ちであり
それが心を満たそうとしています。
苛立ちが完全にいっぱいになると命は動きを止めます。
その究極のあり方は「死」です。
カップの1は、愛情の良い兆候を示すと思っている人は
多いと思いますが、その背後にあるのは死の感情です。
気持ちの動きが止まろうとしています。
「生」とは、命のダイナミズムです。
それが止まろうとしている状態です。
このカードが最初の方で出て変化が続くなら良いのですが、
変化は、6枚目で終わり次は、まとめです。
7枚目のカード
ソードの2の正位置
驚くべきことにカネ恋3話を撮った頃の三浦春馬さんの
時のタロット占いという記事の7枚目と同じカードが
7枚目で出ました。
葛藤と緊張状態の中でどうして良いか分からない状態を
示しています。
つまりこれは、同じ状況が続いていたということです。
鳥肌が立ちます。
ソードは、風の元素ですから精神的に停止しようとしています。
今の状況を続けようとすると得体の知れないプレッシャーが
増していく状態だったのです。